意外にも多い“技術屋”という認識
建築家とはいったいどんな人なのでしょう?みなさんは、建築家という職業にどんなイメージをお持ちですか?“たいていの人は、「建物を設計する技術を持っている人」と思われるのではないでしょうか。もちろん、間違いではないのですが、建築家を技術屋であると認識している人は非常に多いと言えそうです。
しかし、ガウディ、アアルト、コルビュジエ・・。古今東西、名高い建築家の多くはたくさんの美しい家具もデザインしています。そして、それは当然の行為なのです。なぜなら、建築家は住空間をつくる“デザイナー”だから、です。住空間を構成するひとつの要素として、建築から始まって家具をデザインすることは自然なことなのです。
日本のいくつかの美術大学の中には建築学科があります。このことからも、建築家という仕事がデザイナーとしての側面が非常に強いということがうかがえます。
一級建築士と建築家はどう違うのか
では、一級建築士と建築家はどう違うのでしょう。
簡単に説明しますと、一級建築士は建築を設計・申請する資格のこと、建築家は建築設計(デザイン)する仕事をしている人、になります。
もちろん一級建築士の資格を持っている人で、建築家として活躍している人もいます。逆に言うと建築家の中には一級建築士の資格を持っていない人もいるということです。事務所内に資格を持っている人がいれば、その人の名前で役所に建築申請はできますので、みなさんがご存じの超有名建築家の中にも一級建築士の資格を持っていない人は何人もいるのです。
理想の“建築家”としては、いいデザインをしてくれて、さらに技術のこともよく知っている人、ということになります。一級建築士を持っている人だけが建築家ではないということ、また、建築家は住空間をつくる“デザイナー”であるということを理解のうえ、建築家との家づくりを検討しましょう。
